★恒久排水補強パイプ(PDR)
未固結地盤(表層土砂・盛土など)の表層崩壊防止対策工として、昭和40年(1965)頃から約60年間も使い続けられている工法です。PDRを施工した箇所に表層崩壊が全く発生しないのは、主に崩壊時に土中に発生する過剰間隙水圧を消散する機能によるものです。ブレーカーによる打ち込み工法なので、施工に必要な場所も狭くても大丈夫ですし、小ロット施工でも割高になりません。
管径はφ60.5mm、肉厚t=2.3mm、高耐食性メッキ付き |
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L=1.8mタイプ(先端のA型・継管のB型)
差し込み継手型、ネジ継手型があります。
先端をパイプ径の同径以下にした先端同系型もあります。。 |
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L=1.2mタイプ(LPD用途で開発:呼称NJ型)
硬質な地盤に打込めるよう先端を別途装着。
打撃エネルギーを強くするためネジ継手のみ。
管種は1種類。 |
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打撃貫入可能深度
30kgブレーカーでは累積摩擦が40kNが目安になります。NJ型は、フリクションカット機構があるので、これより若干貫入深度が大きくなります。Excel |
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