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取扱商品 恒久排水補強パイプ(PDR)・河川堤防用排水補強パイプ(LPD)
恒久排水補強パイプ(PDR)及び河川堤防の浸透破壊防止用パイプ(LPD)
 恒久排水補強パイプ(PDR)は、昭和40年ごろに東海道新幹線の盛土区間の表層崩壊防止並びに地震時の表層崩壊防止工法として、国鉄の鉄道技術研究所が開発したものです。恒久排水補強パイプ(PDR)は、その当時と同じ構造のものに高耐食性メッキを施した材料です。記録的豪雨時に土中に発生する過剰間隙水圧で斜面は急激に不安定化しますが、PDRは過剰間隙水圧の地表へのバイパスとなるため、土中の過剰間隙水圧発生が大きく抑制されます。このため、PDR施工法面で表層崩壊が発生しなくなります。
NETIS KT-040081-VE(2015年事後評価済。現在は掲載期間終了)

★恒久排水補強パイプ(PDR)

未固結地盤(表層土砂・盛土など)の表層崩壊防止対策工として、昭和40年(1965)頃から約60年間も使い続けられている工法です。PDRを施工した箇所に表層崩壊が全く発生しないのは、主に崩壊時に土中に発生する過剰間隙水圧を消散する機能によるものです。ブレーカーによる打ち込み工法なので、施工に必要な場所も狭くても大丈夫ですし、小ロット施工でも割高になりません。
管径はφ60.5mm、肉厚t=2.3mm、高耐食性メッキ付き
 L=1.8mタイプ(先端のA型・継管のB型)
 差し込み継手型、ネジ継手型があります。
 先端をパイプ径の同径以下にした先端同系型もあります。。 
 L=1.2mタイプ(LPD用途で開発:呼称NJ型)
 硬質な地盤に打込めるよう先端を別途装着。
 打撃エネルギーを強くするためネジ継手のみ。
 管種は1種類。
 打撃貫入可能深度
 30kgブレーカーでは累積摩擦が40kNが目安になります。NJ型は、フリクションカット機構があるので、これより若干貫入深度が大きくなります。Excel

★堤防用排水補強パイプ(LPD)

河川出水時の堤防裏法面の浸透破壊防止工法です。現在は堤防を大きく掘削し、そのにフトン篭工を設置する工法が主流ですが、大規模土工を伴うため、橋梁下などの狭所での工事は困難です。このような場所にはLPD工法が適しています。また、将来フトン篭工のフィルターが詰まった場合には、再び大規模工事が必要になりますが、その間、仮設的に浸透破壊防止機能を維持するのにも活用できるでしょう。

2011年木曽川水系牧田川堤防

2021年大和川堤防

★高耐食性メッキ

 マグネシウムを含む亜鉛メッキを用いた高耐食性メッキは、無垢の面で100年以上、切断面で80年程度の長寿命となります。ライフサイクルコスト(LCC)低減のカギは、更新周期を長くすることですから、材料の耐用年数が長いことは直接LCC低減に効いてきます。

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恒久排水補強パイプ(PDR)

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