イエローゾーンが心配

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は崩壊の恐れがある区域です。イエローゾーンから崩壊した土砂が家屋を壊して大きな被害を出す恐れがある区域が特別警戒区域(レッドゾーン)です。

  • イエローゾーン斜面の上側または下側に住居がある場合、斜面崩壊によって被災するリスクがあります。
  • レッドゾーンに住居がある場合、崩壊土砂によって家が損壊するリスクがあります。(土石流の場合にはイエローゾーンでも大被害を受けるリスクがあります)
  • イエローゾーン斜面の所有者の場合、斜面の上側または下側に対して、崩壊が発生すると被害を与えるリスクがあります。
  • イエローゾーン斜面の所有者の場合、斜面の上側または下側の住民から、斜面の安定性・危険性の評価と、安全化対策を求められる可能性があります。
崩壊は、記録的豪雨時に起きます。記録的豪雨時には地盤内部に非常に高い水圧が発生します。これまでの崩壊事例のデータから、崩壊確率を算出し、相談者に提示します。対策には、そこそこの費用が掛かりますので、崩壊確率と被害の程度から、対策するかどうかを判断してください。その判断についてのアドバイスも板いますが、決断は相談者の方ご自身で行ってください。
当社が提案する対策工は、記録的豪雨時に発生する非常に高い水圧を、排水補強パイプに寄り圧力消散させる方法です。非常に高い水圧が発生するのを防止すれば、土は普段通りの強度で崩壊に対して抵抗してくれますから、対策工が機能する限り崩壊することなく安全な状態を維持できます。(なおこの解析法・対策工法は、特許取得済みです。対策工の材料として、排水補強パイプ又は排水補強パイプNJ型を使われる場合にはご自由に無償でお使いいただけます。それ以外のパイプを使われる場合には、当社と契約ができるまではお使いいただくことができません)